アメリカで離乳食(もぐもぐ期)
6か月で渡米してきた我が子の離乳食事情について、少し記録に残しておこうと思います。
アメリカのレトルト離乳食事情
渡米前にこちらのママさんから、こちらの離乳食瓶はドロドロ状のものが多いので、モグモグの練習にはならないかも~と言われていましたが、実際にスーパーに行ってみてもそうでした。そして、アメリカならではでお豆を中心としたものや、果物ピューレのような甘いものが多く、これに頼るのは難しそうです。
結局、手作りすることに決めた…
結局、モグモグ期は手作りしなくてはならない、ということがわかり、離乳食を手作りすることに決めました。製氷トレイをたくさん買ってきて、野菜を柔らかく煮て、みじん切りにしてストック、ストック、ストック…という生活が始まりました。
工夫次第で使える、アメリカの離乳食をご紹介
いろんな方のブログを拝見していると、結局みなさん手作りされているようでしたが、今日は少し手抜きしたいときや、こちらの食材で離乳食に使えるもの、などをシェアしたいと思います。
1.ピューレ状の市販離乳食
冒頭でご紹介した、ピューレ状の市販離乳食たちです。普通のスーパーでたくさん売っています。大手のGerber、Happy Baby, Earth's Bestといった様々なブランドから色んな味のものが売られています。こちらでは、小児科の先生から初めて食べさせるものにアボカドが推奨されることも多いようで、ピューレ状の中にアボカドがあったり。日本と比べると色々と驚かされます。
私がその中でも愛用しているのが、こちら。
Beech Nutのシリーズです。この白い蓋のものはOrganicで、成分を見ても本当に素材のものしか使われていないことがほとんどなので、よく使っています。カボチャやコーンのピューレのものは、これ自体を小分けにフリージングして、離乳食に混ぜたり、パンケーキにしたり、色々と使い道があります。(このメーカーの緑の蓋のものは、オーガニックではないので要注意!)
真ん中のものは8/9か月ごろからのもので、Sweet Potatoに麦が入っているので、外出時のごはんにもぴったり(ピューレというよりマッシュに近い固さ)。
Organicで有名なEarth's Bestのものはこんな感じです。現地ママさんたちからもお勧めされましたが、どうもお豆味などが多く、うちの子はあまり好きではなかったようです。
2.ライスシリアル・オートミール
お米が買えなかったときや旅行の時の救世主、ライスシリアル&オートミールです。
こちらの赤ちゃんたちも、アレルギーを気にしてまずはライスシリアルというお米が原料のものから食べるそうです。ライスシリアルの次のステップがオートミールで、これらもスーパーで売られています。
お米が調達できなかった渡米当初、主食に困っていましたが、そんなときに手に取ってみました。粉末状になっており、これをミルク、母乳、お湯、のどれかで溶かして混ぜてあげる、といった感じです。
最初は、ドロドロしていて見栄えも悪く、こんなもの美味しいのだろうか…と思いましたが、なんとパクパク美味しそうに食べる!!他のママさんたちも、子供たちみんなよく食べるよね~と言っていました。
赤ちゃんに不足しがちな鉄分や栄養分も豊富に入っているのでオススメです!
3.ベビーせんべい
渡米する前に、ハイハインなどの赤ちゃんせんべいを食べるようになっていたので、「こんなおせんべい、アメリカにないよね!?」とかさばるのにたくさん買って詰め込んできました。
が、そんな必要なかった!こちらにもアメリカ版ハイハインがありました。
ジャスミンライスがベースになって作られているので、あまり抵抗なく、子供はボリボリ食べています(笑)。ただ、結構大きい…。こちらのおやつは結構人気みたいで、スーパーではいつも品薄です。近くのWhole foodsで売っていました。
4.赤ちゃんも食べられるパン
日本の食パン、の有難みをこんなに感じることになるとは思っていませんでした。
日本では、無添加のプレーンな美味しいパンがたくさん売られていますよね。こちらでは、無添加のパンを探すのが本当に難しい…。そして基本サワードー(Sour Dough)という感じで、ちょっと酸味がある食パンが多いので、あまりベビーに向いていないような気がします。
我が家では、オーガニックではないですが、他のママさんたちにオススメしていただいたTrader Joe'sの「フレンチブリオッシュ」をよく使っています。大人がそのまま食べても少し甘くて美味しいパンです(無添加がいいけど、ホームベーカリーもないので市販で我慢)。長期滞在の方は、ホームベーカリーがあると良いかもしれないですね。
Trader Joe'sには一応オーガニック ブレッドというものも売っています(味はやっぱりちょっと酸味があるかな)。
裏の成分表はこんな感じ。
乳化剤として大豆レシチンが入っています。専門家ではないので、よくわからないのですが、頑張って調べたところ、そこまで悪くなさそうだったので、こちらのパンもよく使っています。美味しそう!と思って手に取ったパンの成分表を見ると、たまに「Honey」といった表記もあるので、成分表の確認は必須だと改めて感じています。
5.ベビーヨーグルト
ベビーヨーグルトは、スーパーでいくつか種類があり、売られています。ただ、日本と違ってお砂糖が少し入っていたりという…。郷に入っては郷に従え、なのでこちらのもので慣らしていくしかないと思っています。
我が家はBaby Yoを使っていますが、1パックが本当に大きい(大人サイズ)なので、2~3等分して保存しながら食べさせています。
最近はHappy Babyのヨーグルトを見つけて、こちらはNo Added Sugarだったので、今度からはそちらを試してみたいと思います。
6.赤ちゃん用のお水
こちらは硬水なので、そういえば水道水って使えないなぁ、と思っていたところ見つけたものです。離乳食やミルクを作るとき、なんでもこちらのお水を使うようにしています。このお水はスーパーやCVSなど、比較的どこでも売っていますし、本当に大きいので結構持ちます。
最後に…離乳食関連で日本から持ってきたほうが良いもの。
だんだんと現地の生活に慣らしていかなくてはならないので、全部日本のもので揃えるのは難しいですが、私が考える日本から持ってきておいたほうが良いと思うもの、を記録しておきます。
・麦茶パック(水を飲ませるのが抵抗がある方、子供が飲みやすいと思う)
・離乳食調理キット(小さいすり鉢とか、ブレンダーがある方は不要かも)
・小分け用のコンテナ(こちらではあんまり売っていない&高い)
・お出汁
・外出時用の食事ハサミ
・BFホワイトソース(1から手作りするのは面倒だけどあると良さそう)
・BFうどん(こちらは冷凍うどんが多く、茹でても柔らかくならない)
・離乳食のレシピ本
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以上、こちらで見つけた離乳食たちでした。
これからカミカミ期が始まるので、こちらの情報もまた適宜シェアしていきたいと思います!
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2018年9月18日追記
モグモグ離乳食期の旅行準備についてブログ更新しました。